この辺でADSLの紹介みたいなところから、説明を始めたいと思います。
このコーナーでは当サイトの本題であるADSLについて、本格的に話をしていこうと思いますが、その前に再度xDSLについて復習を兼ねて確認しておきます。まずxDSLは大きく3つの型に分けられます。それは超高速型であり、速度対称型であり、速度非対称型であります。そしてそれら3つの内の速度非対称型の代表的なものが、当サイトで取り上げるADSLなのです。
その名が示すとおり、速度非対称型であるADSLという技術では、上りの伝送速度(利用者の家から通信事業者の局へ伝えられる速度)と、下りの伝送速度(通信事業者の局から利用者の家へ伝えられる速度)が同じではないのです。そしてこのADSLにおいて欠かせないのが、メタリックケーブルであります。
今日本において普及しているのは、2つの仕様のADSLです。まずADSLの仕様のひとつめは、上り時の伝送速度が1秒あたり最大で900ビット、下り時の伝送速度が1秒あたり最大で8Mビットの「高速版」というものです。そしてもうひとつの仕様は、上り時の伝送速度が1秒あたり最大で512ビット、下り時の伝送速度が1秒あたり最大で1.5Mビットの「普及版」というものです。いずれにしても、非常に高速なデータ通信を実現してくれるものであり、ADSLが今日のように、広く利用されるようになった要因であると言えます。

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